NISA貧乏の落とし穴|投資利益をインフレが食う時代

NISA貧乏の落とし穴|投資利息をインフレが食う時代 経済

こんにちは、りんねです。
今回は「NISA貧乏の落とし穴|投資利益をインフレが食う時代」を書いていきたいと思います。

預貯金とは別に、投資を始めている人も多いかと思います。

投資をするにあたって注意するべきところや、私なりの仮説として「投資で利益が出ても物価が上がっていたら、さほど生活は楽にならないのではないか?」と考え、今回の記事を書くことにしました。

これからの生活に備える為にも一緒に考えていけたらと思います。

今回も最後までお付き合いくださると嬉しいです。

NISAでお金が増えても、生活が豊かになるとは限らない

「NISAの仕組みを公式で確認したい方はこちら」
金融庁「NISA特設ウェブサイト」

「新NISAの要点をスライドで確認したい方はこちら」
金融庁「NISAを利用する皆さまへ」

NISAは長期的な資産形成に使える便利な制度

現在のNISA制度では、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があります。
つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円まで利用でき、合わせると年間最大360万円まで投資できます。

NISAの大きなメリットは、投資で得た利益が非課税になることです。通常は投資で得た利益に約20%の税金がかかるため、長期的な資産形成を考えるうえでは便利な制度だと思います。

ですが、年間360万円まで使えるからといって、360万円を入れなければならないわけではありません。

100万円が105万円になれば、本当に5万円分生活が豊かになる?

投資した100万円が105万円になったとします 。
その際に、もし物価などが上がっていたら…。
本当に生活は豊かになるでしょうか?

そして、投資は必ず増えるお金とも限りません。
だからこそ、貯金などで何かの時に備えることが必要になってくるのです。

お金が増えることと、買えるものが増えることは同じではない

物価上昇の今、投資でお金が増えても買えるものは同じなのでしょうか?
お金が増えることと、買えるものが増えることは、必ずしも比例しないのではないでしょうか?

私は不安をあおりたいのではありません。
ですが、自分の生活を守るためにはリスクを先回りして考えておくことも必要なのではないかと考えています。

投資で得た利益を物価上昇が食ってしまう

100円の商品が110円になったら、お金の価値はどうなる?

100円で買えてたものが110円になったら、当然1000円で買えるものは少なくなります。
前回の記事の「ドル円」にも話は似ていますが、お金の価値が下がったということです。

今、スーパーの商品価格を見てどう思われますか?
前よりも高くなったと感じている方は増えたのではないでしょうか?

証券口座の「+○%」だけ見ても生活の変化は分からない

投資口座の+〇%だけを見ていて一喜一憂したとしても、それが生活の体感として感じられなければ、生活が変わったとは言えないのではないでしょうか?

投資で利益が出ても、物価上昇が利益を食ってしまうと私が言ったのは、こういうことなのです。

給付や減税があっても、物価が上がれば「楽になった」とは感じにくい

たとえば「給付」や「減税」があったとしても、その分以上に物価が上がってしまったら…。

それもまた、「生活が楽になった」ことにはつながらない気がします。

生活費や貯金までNISAへ入れたら本末転倒

「早くNISAの枠を埋めなきゃ」と焦っていない?

年間の上限金額いっぱいのNISA枠を埋めようと焦っていませんか?
非課税の恩恵はありますが、今現在の生活費を削ってまで投資することは、私はお勧めしません。

リスクもある投資だからこそ、余剰資金から投資することを忘れてはいけない気がしています。

今の生活を削って投資を続けるのも「NISA貧乏」

少し前から小耳にはさむ「NISA貧乏」という言葉。
あくまで私の中ではですが、今の生活を削ってまで投資するのも、その「NISA貧乏」に含まれるのではないかと思っています。

貯金までNISAに入れて、いざという時どうする?

毎月の生活費などのほかに、何かあった時のための貯金をしておくことで、いざという時の備えになります。
例えば、冠婚葬祭の費用だったりとか、家電の故障時に備えての購入代などもそれにあたるでしょうか?

将来のお金はあるのに、今日使えるお金がない

冷蔵庫が壊れたとき、すぐに10万円を出せる?

先ほど例にあげたことですが、急に冷蔵庫が壊れたとします。
冷蔵庫はなくてはならない家電の一つですよね?

その時に投資口座にお金があっても、貯金口座にお金がなければすぐには現金化できません。

投資口座の場合は、各種手続きを踏んでからの出金になるため、すぐにお金を下ろすことができないかと思います。

NISAに10万円あっても、10万円で売れるとは限らない

そして、NISAに10万円あっても10万円で売れるとは限らないのがポイントです。
うまくいけば10万円が15万円になることもあるでしょう。

そして、投資商品は値動きがあるため、必要になった時に10万円の価値があるとは限りません。

投資家である前に、私たちは毎日を暮らす生活者

今までいろいろなことを話してきましたが、投資家である前に生活者としてどう暮らしていくのかが大事なのではないかと私は感じています。

『資産を増やすことも大事ですが、今ある生活を失わないために。』
今できることを少しずつやっていきたいと思います。

終わりに。

最後まで読んでいただいた「あなた」に。

今回の記事はいかがだったでしょうか?

NISAが悪い制度だとは思っていません。
上手に使えば、将来のための資産形成に役立つ制度だと思っています。

でも、私たちはNISAの口座だけを見て生活しているわけではありません。

スーパーで食料品を買います。
電気代も払います。
突然、冷蔵庫や洗濯機が壊れることだってあります。

投資家である前に、私たちは生活者です。

だから「いくら投資するか」を考えるだけではなく、「今使うお金」「何かあったときのために置いておくお金」「将来のために増やすお金」を分けて考えることも大切なのではないでしょうか。

今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

次回予告

そして次回は「不安な時代だからこそ備える|日常生活の考え方 」をお送りする予定です。

将来に備えての「貯金」や「保険」「年金」などをFP技能士3級の知識と調べた知識を使って、私なりに分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FP3級でも学ぶ「ライフプランニング」の考え方をもとに、何かあったときにすぐ使えるお金や、保険などを使った備えについて、生活者目線で考えていきたいと思います。

→不安な時代だからこそ備える|日常生活の考え方はこちら(近日公開予定)

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